「頂上で会う友だち」とそうでない「友だち」。
2004/11/17
おはようございます。
まずは、友だちの矢辺ちゃんの記事をご覧ください。
友達を選ぶということ
http://www.normalization-net.com/archives/2004/11/post_134.html
この意見に少し違和感を覚えます。
(田坂さんのお話しは直接お聞きしていないので、はずします。)
確かに、大野は島に帰り感じるのは、まわりには、ファミリーに
いるような、主体的で能力の高い若者ばかりではないという事。
逆に、社会的起業なんていう言葉に関心がある若者は5000人中、
いるのって??感じです。
だからいつもつき合っているのは、保育士している子、
郵便局のフリーター、漁師、トラック運転手、学校の事務員、
2歳児の母、福祉施設のヘルパー、など、ほんとどこにでもい
そうなカテゴリの人たち。
だから頂上で会おうという「友だち」は、ほとんどいない。
じゃ、大野はこの記事でいう「友だち」に囲まれていないのか
なあと思うと少し悲しく、腹立たしく思いました。
>自分より高いレベルにいる人
確かに、年収や社会的地位が高いとか成功体験を持っているとか。
すばらしいスキル、知識があるとか。
自分よりレベル高そうです。
けど、大野のまわりにいる普通の友だちだって、自分より優れている
点はたくさんある、自分が持っていないスキル、経験がある。
自分がつながっていない人とのつながりを持っている。
そこにもっと目を向けてもやっていこうと思っています。
地元の元気の良い中学生たちも含めて。
ただ、自分が社会的起業に近い理念で、島で仕事をする事については、
様々なつながりのある人へ想いと活動内容を伝えていきます。
知らないだけで共感してくれる人はいるから。
最初から自分と同じ視点で物事を理解してくれる人は少ない。
親だって多くをわかってくれない。
だから根気よく。
「へえ、そんな事考えて仕事しとるんじゃねえ、考えた事もなかった、
じゃったら俺の今の仕事の仕方はどうなんじゃろう?」
と少し自分の仕事を見つめ直せる、きっかけをつくれたらと思っています。
ETIC.やSTYLEやファミリーに集うメンバーはとっても好きです。
けど、世の中、そんな連中は少数派。(それは時代を創るリーダーであるという事かもしれない。)
だからこそ、特に地方に眠っている、ぼやぼや生きている人たちを、
ひとりづつ起こしていく必要があるのではないかな。
ちびっ子からお年寄りまで、世の中、全ての人に、同じスタンスで自分を
語れる人に大野はなりたいです。