今年の周防大島での新ビジネス。
edge 2006で気付いた事。

え!?周防大島町集中改革プランのパブリックコメント8件全部が僕ですか。。

お久しぶりです〜
島スタイルvol.006とその他、広報物のデザインで
忙しい大野です。ビジネスプランコンペedge大阪
については、次のブログにさせて頂きます。

「え!?周防大島町集中改革プランのパブリックコメント
 8件全部が僕ですか。。」

すおう大島広報が家に届いていたので、もしかしたら
WEBに、パブリックコメントの行政返答があるかなと
思い、WEBをのぞきました。

周防大島町集中改革プランの提言募集の結果について

正直、驚きました。

2万人も人がいて、なんで僕ひとりが応募した8件しか
パブコメがないのかなと。行政に対して不平不満を言
う前に、きちんと提案してほしいなと思います。

まあ、前回のパブコメはそこそこ応募があったので
すが、あまり行政プランには反映されなかったので
「言ってもつまらんわぁ。」という気持ちになった
のかもしれません。

確かに、僕が提案した8件から、一文字も集中改革
プランには反映されていませんので、僕も少しやる
気をなくしました。

けど、これくらいでしょげていたら、Uターンして
島スタイルしている意味ないですから。死ぬまで、
提案し続けます。

では、僕の提案に関して行政のご返答がどうだった
かをご紹介させて頂きます。更に、ご関心ある方は
役場の総合政策課まで。

提案1:
新たな行政課題に対応できる組織・機構の見直し
 行政運営の効率化のために、課を統合して行政部門
 の集約化を行う事は評価できますが、コストの削減
 だけだけが目的のような気がします。複数の課に関
 わる民間と行政の協働プロジェクトが発生した場合
 にも柔軟な対応を可能にするため、課の横断的な調
 整役として行政のハブ(HUB)機能を持つ人材配置が
 必要ではないでしょうか?

町の考え:
 現行の周防大島町行政組織条例では、総務部におい
 て「町政の企画及び総合調整に関すること」を所管
 するとしており、さらに同条例施行規則で、総合政
 策課において「部局間の調整に関すること」を所管
 することと規定しており、課の横断的な調整にあた
 ることとなっています。

という事なので、ぜひ、民間と行政の協働プロジェク
トをお考えの方は、総合政策課に部局間の調整をお願
いしてください。農林、建設、企画等を走り回って頂
けるそうです。条例も勉強できました。

提案2:
生活交通体系の再編
 生活交通体系の再編は、採算性の確保を考え、その
 ために顧客の視点、ビジネスの視点に立って行う必
 要があります。たとえば、夜間コミュニティバスで、
 23時から25時まで30分に一本運行 してくれれば、
 飲み会などの時に積極的に利用させて頂きます。
 更に、公共交通は島民だけが顧客ターゲットではな
 く、周防大島に興味を持つ島外からの訪問客の視点
 に立ち、そのニーズに応え得る公共交通の再編が重
 要です。

町の考え:
 提言の趣旨は理解しますが、生活交通体系の検討対
 象者は、交通弱者である児童・生徒及び高齢者が主
 体です。このような方に対する交通手段が現在、町
 立病院患者輸送バスやスクールバスに加え路線バス
 があり、それぞれの経費を町が負担し、その金額が
 過大になっていますので、この際一元化しようとす
 るものです。 現在観光客等のバス利用者は殆どなく、
 自家用車による移動が主であるため、バス路線設定
 については特に考慮しない方針ですが、いずれにし
 ても、大畠駅を含めた路線設定になりますので、JR
 利用の観光客については、バス利用が可能となります。

観光客のバス利用が殆どないのは、自家用車以外の、
観光客を受け入れる島の仕組みがないからです。一元
化される際に、実際バスを利用したい方々が、どこに
停留所があれば嬉しいか、助かるか。中央フード前と
かワンハート前、cafe Misaki前にも停留所があると、
いいなあと思います。ぜひ、行政でプランができた際
は広く意見を求め、社会実験として、新交通体系が、
実際に利用価値がどれくらいあるか、町民が評価でき
る仕組みを開発して頂きたいです。

提案3:
イベントの見直し(教育委員会所管のもの)
 職員の一体感の醸成と、住民参画による協働のため
 に住民意識 の醸成を図るイベントとして、全島民が
 参加可能な「島の大運動会」を芝生の陸上競技場で
 開催しては如何でしょう。 運営は公募型とし、やる
 気のある20代~50代まで実行委員会形式にします。
 島民は仲間であり良きライバルである切磋琢磨、成
 長し合える島風土づくりのきっかけにしたいと思い
 ます。

 住民総参加の「島の大運動会」開催については、郡
 民の一体感を図るうえで建設的なご提言と思います。
 ただ、合併後も各地区さまざまなイベントが実施さ
 れており、現在調整中です。行事・イベントは、しっ
 かり企画・立案し、自主的な運営でなければ長続き
 しないと思います。 陸上競技場の使用については、
 多くの行事が予定されており、日程調整を行い、実
 行委員会等できれば支援します。

ありがとうございます!
河内さん、こりゃええご返答を頂けましたよ。

提案4:
指定管理者制度の導入
 全国平均では、指定管理者制度の民間参入率は
 わずか17 %です。周防大島町の指定管理者制度
 は公募型とし、審査基準や審査内容及び審査結果
 等は公開して欲しいと思います。

町の考え:
 平成18年度から現在管理を委託している公の施設
 は、従来の管理委託制度から指定管理者制度へ移
 行しますが、導入初年度の平成18年度については
 その経過措置として、現在管理している団体の設
 立経緯や社会的役割を考慮し当該団体を非公募に
 より指定管 理者に選定する方針です。 平成19年
 度以降については、各施設の特殊事情による非公
 募型も採用できるものの原則として、公募による
 指定管理者選定へ移行します。なお、選定委員会
 の審査員、審査基準、審査内容及び審査結果につ
 いては、公表する予定です。

なるほど、個人的には、島の外で活躍しビジネス実
績のある方にUターンして頂く大きなきっかけとして
公募型の指定管理者制度が活用されればなと思います。
公募が開始されましたら、ブログやフリーペーパーや
WEBにて情報発信させて頂きます。

提案5:
時間外手当の削減
 人件費の削減によって、職員のやる気も削減するよ
 うな方策は好ましくないと思います。島の明るい未
 来を創る事ため、やる気が増大する新しい仕組みを
 創ったら良いと思います。 意識改革のための方策と
 して、フランスや大韓民国に見るような能力給の導
 入や、ベンチャー企業への出向制度などにより、ビ
 ジネスの視点を島に持ち帰って島の活性化を図る必
 要があると思います。

 職員の能力・意欲・業績を公正に評価し、がんばっ
 た職員が報われる人事・給与制度の確立を目指して
 いきます。

ほうほう、公務員改革の流れですね。
ぜひ、民間企業への出向、内閣官房等への出向、農業
先進地域の企業等(ワタミなど)への出向。島外から
知恵を輸入できる仕組みを取り入れて頂きたいです。

提案6:
広告掲載による収入の確保
 公共施設等へ広告掲載を行い収入増を図ることは
 賛成ですが、 調査・検討期間が長過ぎます。答え
 を早く出すというのも効率化ではありませんか?
 また、広告は既に実施している団体もあり、顧客
 ターゲットの重なる手法はあまり効果的ではない
 はずで、何か別の広告活用もあるといいと思いま
 す。たとえば、広告には認知やイメージアップと
 いう要素も大きく、お年寄りも若者も元気な島だ
 というイメージを島外の人々にPRするための広告
 手法も検討すべきだと思います。その場合は、島
 内の企業にスポンサーになってもらうと 良いと思
 います。

まちの考え:
 広告掲載の対象は、町が発行する刊行物及び印刷物、
 町のホームページ及び町の構築物などがあります。
 広告主の選定や広告内容などデリケートな点もあり
 ますが、すばやく収入増を図ることは必要ですので、
 出来るところからはじめていこうと考え、調査・検討
 期間としています。

ぜひ、既に広告業を実施している団体に声をかけて
頂き相談に乗らせてください。島内で広告業に携わ
った事のない方々だけでは非常に不安です。

提案7:
投票区の再編
 投票区数の削減による経費節減によって不便を感じる
 町民が増えるかもしれません。なので、システムの安
 全性に留意しなければなりませんが、若年層の投票率
 アップや開票コスト削減のため、インターネットによ
 る電子投票の導入はいかがでしょうか?

町の考え:
 現行の公職選挙法では、地方選挙において電磁的記録
 式投票機での投票(いわゆる電子投票)を認めていますが、
 ご承知のように実施地域でのトラブルが絶えず、シス
 テムの信頼性は完璧ではありません。また、選挙人が
 自ら、投票所において電子投票を行うことが法律で規
 定されていますので、インターネットによる電子投票
 を導入することは現段階では不可能です。

確かにそうなので、ぜひ、2年後の選挙では、立候補者
全員にマニフェスト必須というルールを設けて頂き、現
代的な選挙にて投票を行いたいです。

提案8:
その他
 周防大島町として道州制になった場合の合併の意思と、
 合併するのであれば合併する市町はどこだとお考えで
 すか?そして、その町村と合併する理由は何ですか?

町の考え:
 当分の間は再度の合併は困難と考えますが、将来的
 には、財政規模や地理的条件から、柳井・岩国を視野
 に入れた広域的な取り組みが必要であると考えます。

個人的に知り合いの、柳井市の議員さんは、ぜひ、
周防大島町と合併したいと、今からやる気全快です。
10年後に世の中が、そろそろ道州制らしい。という
流れになる前に、今から、10年後を予測し、周防大島
町としての道州制ビジョンを持つのは悪くないと思い
ます。

10年後の僕は、周防大島にとって今より100倍以上、
存在感のある人間になりますので、どうぞみなさま、
今後ともよろしくお願い致します!

コメント