国民文化祭って知ってます?
2006/04/26
仕事の息抜きにブログを書いてま〜す。
さて、国体の文化祭バージョンに「国民文化祭」
というのがありまして、今年は山口県にて開催
です。その割には知らない人もたくさんいます。
周防大島では、フラダンスや宮本常一を中心に
したイベントになります。一応、僕らも、みん
なでつくる周防大島写真展というチームで動い
てます。
けど、この国民文化祭いまいち盛り上がらない
んです。なんでだろうと考えました。
結論から言うと、競う事の少ない国民文化祭は
盛り上がりに欠ける。という事です。
国民体育大会=国体は県代表という看板を背負
って競う行事。国民文化祭は、余暇活動を税金
を使って大きな祭りにしましょう。という感じ。
本気具合の差ですかね。隣の県でやっていても
開催されたかどうかわからない。
そもそも、いち県民からすると、国民文化祭は
県内完結のイベントに感じる。国体は、県をフィ
ールドにして全国から猛者が集結する。
であれば、全国のアマチュアアーティストの
都道府県代表が集結し優劣を競ってみたらええ
んじゃないかと思います。
なんとなく、今のままでは、地域が潤ったりも
あまりせず、税金がもったいないよ〜
人は生まれながらにして不平等な環境で生まれ
育ち、けれど、その中で必死に生き、得意を伸
ばし、不得意を減らし成長し、競争し、生き抜
いて行く。
功名が辻のような戦国時代のように、死と隣り
合わせではないですから、死にものぐるいで仕
事しても、簡単には死ねないですよ^-^
戦国時代は戦が仕事でしたからね。
ぞっとしますよ。けど、そういう時代に、
周防大島の商家に生まれていたら、何をし
ていただろうなあ。
アホだと思われるかもしれませんが、僕は
瀬戸と大畠に木製幅5mの橋を架けたい。
舟がなくとも、自由に本州と歩いて行き来
できる橋が欲しい。
もし400年前に、その橋が架橋されていた
なら、今は全く別の周防大島になっている
かもしれない。
脱線しました。さて“文化”に戻ります。
僕の文化に関する見識について。
平安時代に公家が蹴鞠を”文化”として競い合えたのは、
餓えに耐え御上に農作物を上納した農民がいたからで、
農民には蹴鞠をする余裕なんてなかった。
なので、国民文化祭のコンセプト「新しい文化を創り
出し、飛躍する」ためには経済的な潤いや余裕に少し
でもつながる事が大切。
周防大島にUターン自営業というビジネス文化を創出
するという”新しい文化”の在り方も、僕的には文化創
造だし、国民文化祭のひとつのジャンルでもいいかな
と思う。
けど、僕は文化大臣でもなんでもないので、だまって
従うしかないですが。
さて最後に、知り合いが国民文化祭で「山口県の文化
クイズ」という興味ある試みを5月1日からされます。
ぜひぜひみなさん、山口県民度数を図ってみてはいか
がでしょうか〜
文化とは:行動様式ないし生活様式の総体