子ども農山漁村交流プロジェクト(NPO法人おぢかアイランドツーリズム協会の高砂樹史さん)と「痛快!ビッグダディ」
2009/09/28
子ども農山漁村交流プロジェクトという国の政策をご存知ですか?まだまだ認知度が低いと思うのですが、三省連携のビッグプロジェクトなんです。かなり予算も投入されていますし、中山間地域(田舎や島等)に新たなチャンスが到来しています。
総務省、文部科学省、農林水産省は、平成20年度から5年間の連携施策として、小学校による5年生(1学年)程度の児童を対象にした1週間程度(5日間程度)の農山漁村における“ふるさと生活体験(長期宿泊体験)”を推進しています。この取り組みを“子ども農山漁村交流プロジェクト”(愛称:ふるさと子ども夢学校)と呼んでいます。
上の写真は、長崎県小値賀町の野崎島で活躍しているNPO法人おぢかアイランドツーリズム協会の高砂樹史さんです。高砂樹史さんは、江良さんと一緒に参加した島づくり人材養成大学(日本離島センター主催)の同期生で、島から日本を元気にする仲間です。今年は、野崎島に視察研修に行きたいなと考えています。
島と言えば、今夜はテレビ朝日の「痛快!ビッグダディ」が放送されていました。毎回、家族全員で見ているのですが、現代家族が失っている家族らしい姿が描かれているように思います。子どもは子ども社会の中で育ち、親は子どもと共に成長し、子どもはいつか親になる。こんな当たり前の家族が減っているのではないでしょうか。周防大島も廃校になる程、少子化が進んでいますが、まだ島には子どもが子どもらしく育つ社会環境があると思います。10人以下の少人数学級でも、子ども社会は臨機応変に変容し、同学年プラスαの社会関係を構築し、僕らのように個性をぐんぐん伸ばし、心折れる事なく強い人間になる事は可能です。
林下清志さんことビッグダディを見るといつも、自分自身が男として父として子どもたちにとってかっこいいか。尊敬される人間であるかとふりかえり反省します。本当に子どもは希望です!そんな子どもたちの笑い声がどの村でも聞こえてくるように。そんな周防大島にみんなで走って行きたいと思います。