周防大島の子どもたちが教科書以上に学び感じなければならないこと
2010/09/24
将来の周防大島を担う今の子どもたちが、周防大島を日本や世界に
誇れるようになってほしい。(そうなれるようにするのが、僕自身の
仕事でもあると思う。)
そのためには、今の周防大島をよく知りよく考えると共に、周防大島
の歴史を紡いで来た人々についてもっと学ばなければならないと思う。
僕自身、人に教えられる程まだ勉強はできていないが、近い将来、
周防大島の全小学校・中学校で「周防大島の歴史」という教科をつく
りたい。
僕が小学校5年生の頃、担任だった俊成先生は、授業の中で伊保田の
歴史を教えてくれた事があった。俊成家というのは、その昔、伊予の
国(愛媛県)から伊保田に移り住み、伊保田を治めた一族の一派で、
家が山の手にあるのは、高い場所から海を見張るためだとか。
俊成家には五輪の塔があり、その宝物を子ども時代に遊んで壊して
しまった。などなど。確かに、この記憶は正しく、周防大島にUターン
してから、「伊保田 俊成」で検索したら、5年生の頃に教えてもらっ
た歴史が出て来た。
これは、伊保田の歴史の一部分だが、小学校高学年の頃は学校区の
歴史について「平安〜戦後」くらいまで学べる教科があってほしい。
そして、中学生になったら「周防大島の歴史」という教科の中で、
・村上水軍
・長州大工
・対馬組
・みかんの祖(山本万之丞、藤井彦右衛門)
・四境の役(伊藤惣兵衛、大洲鉄然)
・ハワイ移民(日野恕助)
・宮本常一
・柳居宏俊
などは必須事項として学んでほしい。
まだまだこの他にも、偉人や歴史的な出来事がある。
今の周防大島があるのは、これら先達あってこそなのだから。
そして、僕らは30年後の「周防大島の歴史」という教科書の
「平成」ページに登場しなければならない。
歴史を超え周防大島で語り継がれる人間になりたい。