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終わりは始まり。さよなら、サザンセトなぎさパーク。

サザンセトなぎさパーク(陸奥記念館、なぎさ水族館、陸奥キャンプ場)の指定管理者として三年間大変お世話になりました。大野工業本社、指定管理者スタッフ、飼育員、そして社外応援団の力支えにより三年間管理運営を行う事が出来ました。改め、関わって頂いたみなさま誠にありがとうございました。

この三年間、お客様にも恵まれ多くの笑顔と励ましを頂きながら、弊社としては新分野として観光サービス業の経験を積ませて頂きました。個人的には、中間管理職を経験出来た事で、組織運営の難しさを学び、そしてやり甲斐を感じました。明日からは、特定非営利活動法人周防大島海業研究会が指定管理者となり5年契約で始動します。

周防大島海業研究会は活動目的として「住民、各種団体等に対して、周防大島町近辺における海洋生態系の研究と資源活用、環境保全に関する情報発信を行うことにより、優れた自然環境を保護するとともに、この自然を活かした地域の振興と発展に寄与すること。」とあり、学術研究系の団体ではあるので、特に、なぎさ水族館はこれまでとは別の角度から発展の可能性があります。尚、弊社で働いていたスタッフの多くが、引き続きスタッフとして残りますので、大きな混乱等はないかと思います。これまで通り、若しくはそれ以上のサービスを提供してくれるのではないかと期待しています。

15歳まで育まれた旧東和町伊保田のサザンセトなぎさパークに、明日から通う事がなくなり寂しいですが、私自身、新たな道を歩み始めます。その道筋は、こちらでお知らせさせて頂く予定です。終わりは始まりでもあります。本来の自分の強みに立ち返り、強みを事業化する事で未来を拓きます。新たな成長ができるチャンスが今あります。これからも、みなさまとつながり、つながりを深め発展させ、周防大島での挑戦を創出し、挑戦と挑戦をつなぐ仕事を創りたいと考えています。今後とも、どうぞよろしくお願い致します!

指定管理者

指定管理者

指定管理者


周防大島町安下庄にて春の海の市、盛況です!

春の陽気麗らかな日曜日、海の市に寄らせて頂きました。回を重ねる度に進化する海の市にお客さまも楽しそうです。いつの日か、ここ安下庄に海の駅が創設される日がきっと来ると感じました。周防大島の活性化を色んな所で色んな人たちが挑戦している島の未来は明るい。

周防大島町安下庄にて春の海の市、盛況です!

周防大島町安下庄にて春の海の市、盛況です!

周防大島町安下庄にて春の海の市、盛況です!

周防大島町安下庄にて春の海の市、盛況です!


今日の中国新聞は周防大島フィーバー!

今日の中国新聞は周防大島フィーバー!

今日の中国新聞は周防大島フィーバー!

今日の中国新聞は周防大島フィーバー!

今日の中国新聞は周防大島フィーバー!

今朝、いつも大変お世話になっている中国新聞の紙面を見て驚きました。山口地方面に、4つの記事が掲載されていました。3月1日から赴任された久行支局長の情報収集感度と風神のような動きに感銘しています。周防大島は山口県19市町の中で14番目の人口規模(約1.9万人)しかないのですが、今、山口県で最も個性が溢れ出て輝いている場所なのだなと思ってしまいます。

昨日、周防大島町立東和中学校にて開催したコミュニティ・スクール報告会には、周防大島町内の教職員・教育委員会・保護者・コミュニティスタッフ(企画推進部員)・起業家だけでなく、柳井地域の学校関係者、更には宮崎県青島市からも高い関心を持って頂き来島して頂きました。記事にはありませんが、文部科学省のコミュニティ・スクール等専門職の上田真弓氏の講話や平成22年度商工会青年部主張発表全国大会で最優秀賞を受賞された伊藤孝之氏(山口県豊田町(下関市)・ホタル舟実行委員長)の講演にも感動の嵐でした。それに負けず劣らず、コミュニティスタッフ(PTAのOG・OB)の年間活動プレゼンテーションは情熱に溢れ、一部の参加者からは、教員とコミュニティスタッフの見分けがつかなかったという言葉も出て、司会進行させて頂いた僕は説明不足に反省しつつ、これも成果だなと感じています。コミュニティ・スクールというのは、校長(学校の社長)の学校経営方針の基、教員と地域住民が同じ土俵で両輪となり、日々の授業や行事を創造し生徒に成長の機会を提供する、新しい学校だと確信しています。報告会後の懇親会で校長が言った「コミュニティ・スクールとは校長(社長)にとっては、教員(社員)が増え多様な教育機会(サービス)を生徒(顧客)に提供できる仕組み。」この表現はとてもスッキリ理解できます。公立学校の経営が企業経営に近づく感覚が僕にもあります。

周防大島に日本一を創る。それはもしかすると、「日本一、起業家精神が育まれ子どもたちが成長できる島。」なのではないかと昨夜、教育長含めコミュニティ・スクールを共に運営しているみなさんの前で提起させて頂きました。椎木町長の最重要政策「交流から定住へ」を実現するためにも、特色ある教育で子育て世代の定住者(UIターン者)を増やす事は必須かと考えています。それと合わせ、周防大島の過去・現在・未来の基幹産業は何なのでしょうか?現在は、農業でも漁業でも観光でもなく公共が基幹産業です。僕が表現する「公共」とは、役場・公営企業局・学校・土木建設業・医療介護等の主に税金で雇用が創出されている産業です。実は、観光も指定管理者施設は初期投資と指定管理料は税金ですし、管理運営制度を公共がコントロールしているため公共産業に含まれていると定義しています。これからの周防大島は、指定管理者施設を含め公共産業のハード・ソフト両面のリノベーション(刷新)からイノベーション(革新)を創出する事で雇用創出が可能だと考えています。公共産業のリノベーションとイノベーションのためにはPFIが有効だと想定しています。

もちろん、日本の新たな基幹産業として国が強力に推進している6次産業化も、周防大島の民間基幹産業と成り得ます。今から13年前、大阪芸術大学の卒業制作で描いた旧東和町での「リタイアメントコミュニティ事業(退職者コミュニティ創出)」を今もう一度よく見ると、これは、6次産業ビレッジと僕の目に映ります。全国で競争激化となりつつある6次産業化を他地域と差別化するためにも、6次産業化ビレッジ構想は有効的だと考えています。(13年前には言葉さえなかったですが。)実現の際はリスクを極力軽減するため初期投資は国の政策を十分に活用したり、PFIを導入する事も良いと考えています。そのためのコンサルティング・コーディネートも重要な仕事となります。

そして実は、まだ日本のどの地域(自治体)でもビジョンを掲げ取り組んでいない(僕が見聞きした事がない)公共と民間を融合する産業があります。それは、現在の周防大島の公立学校と今はまだない民間の教育産業との融合です。「日本一の起業家精神を育む教育産業を周防大島に創出する事。」日本一のハワイ移民を輩出した歴史、周防大島が受け継いで来たフロンティア精神は、周防大島の教育産業化の礎になると僕は確信しています。

さて、4月1日から始まる新たな人生が楽しみです。


陸上競技場前の中華そば「だんだん」

しっかり練習した後は、ご褒美で中華そば「だんだん」(スーパー川西の隣)を一緒に食べました。いりこと鶏ガラが美味しいスープに太麺がからみ、炙りチャーシューが食欲をそそります。ご馳走様でした!そうそう、お店に二年前東和中学校を卒業した生徒がお手伝いをしていました!その学年が初めての年だったのですが、卒業式の日に渡したドリーム名刺をまだ持っていてくれているそうです。ぶち嬉しかったです。

陸上競技場前の中華そば「だんだん」

東和・橘・大島・久賀「スポ少サッカー」合同練習

とっても気持ちの良い土曜日です。東和の周防大島町立陸上競技場の人工芝グラウンドで、島内のスポ少サッカーチームが合同練習をしました。尽たち3年生が高学年になる頃、更に島全体の団員が少なくなりますが、周防大島代表で島外・県外のチームに勝てるようなサッカーになればいいなと思っています。4月1日から、ここも指定管理者制度での管理運営となります。これまでのように、島内の子どもたちは優遇してくれるような指定管理者だといいのですが。

東和・橘・大島・久賀「スポ少サッカー」合同練習

東和・橘・大島・久賀「スポ少サッカー」合同練習

東和・橘・大島・久賀「スポ少サッカー」合同練習


周防大島町立東和中学校の卒業式に参加させて頂きました。

コミュニティ・スクールの立場で、東和中学校卒業式に参加させて頂きました。油田中学校を卒業して以来の中学校卒業式への参加となりました。これまで3年間、キャリア教育に携わらせて頂いた事で、卒業する29名の事がある意味、自分のクラスの生徒と感じられるようになっている事に驚き感動しています。15歳のみんなが15年後30歳になる頃、この周防大島でみんなが輝き活躍できる島にしたいと自分の想いを再認識しました。

卒業生代表で想いを述べた生徒の言葉が胸に刺さりました。東和中学校はコミュニティ・スクールとなり地域の様々な方々が学校運営・学校教育に積極的に関わっている事、生徒会が中心となりTAC(東和アクティブクラブ)を立ち上げ新たなコミュニティ活動を展開した事など、これらの取り組みを東和中学校の「新たな伝統」という言葉でまとめていました。まさしくその通りだと感じ、生徒たちがコミュニティ・スクールを認識しているだけでなく、前向きに捉えているという事に感動しました。涙を堪えるのに苦労しました。

まだまだ始めて3年。やっとわかり始めた所です。僕自身も中学生と同じ三年間で卒業した気分ですが、これからまた、ひとつ上のレベルで入学し学ばせて頂きます。3年後には、東和中学校の学校教育全体がキャリア教育となっている新しい学校、新しい伝統を、生徒・先生・保護者・地域全体で創りたいと思います。3年生のみんな、誠におめでとうございます!そして、また会いましょう!

周防大島町立東和中学校の卒業式に参加させて頂きました。

周防大島町立東和中学校の卒業式に参加させて頂きました。

周防大島町立東和中学校の卒業式に参加させて頂きました。


高梁市川上地域まちづくり協議会さん瀬戸内ジャムズガーデンさんに視察研修です!

二日目は、朝から瀬戸内ジャムズガーデンさんにお邪魔させて頂き、周防大島での六次産業の成長と成功の秘訣を伝えて頂きました。川上地域も高齢化率40%を超える集落が多くあり、農業の六次産業化に大変興味を持って頂きました。

農林水産省が、年間数百億円規模の予算で強力に推し進めている六次産業化。地域毎の特性を磨き、多様なテーマの六次産業が日本全国に生まれたらいいなと思います。大野工業にも曾祖父が拓き代々続けている柑橘段々畑が残っています。「◯◯◯×観光×柑橘」な六次産業化のFS(フィージビリティスタディ:実現可能性)を考察中です。

高梁市川上地域まちづくり協議会さん瀬戸内ジャムズガーデンさんに視察研修です!

高梁市川上地域まちづくり協議会さん瀬戸内ジャムズガーデンさんに視察研修です!


岡山県高梁市の川上地域まちづくり協議会さんの周防大島視察研修です!

Facebookを通じたご縁から、岡山県高梁市の川上地区から周防大島視察研修を受け入れさせて頂いています。川上地区に地域おこし協力隊としてご家族で移住されたエドウィンさんありがとうございます!今回の視察研修は、島スタイルでコーディネートさせて頂きました。

初日は、いずたにFP代表の泉谷勝敏氏と大野の講座でした。全国唯一のFPによる移住相談の仕組みや島おこしビジョンとこれまでの事業・活動をお話しさせて頂きました。周防大島の起業家精神による引力を感じて頂ければ嬉しいです。

岡山県高梁市の川上地域まちづくり協議会さんの周防大島視察研修です!

岡山県高梁市の川上地域まちづくり協議会さんの周防大島視察研修です!


東和中学校コミュニティ・スクールのキャリア教育三年生「夢のかけ橋」修了!

東和中学校コミュニティ・スクールのキャリア教育三年生「夢のかけ橋」修了!

東和中学校コミュニティ・スクールのキャリア教育三年生「夢のかけ橋」修了!

東和中学校でキャリア教育に関わらせて頂いて三年目。二年前の中学三年生は、春から高校三年生で大きな帰路の歳になります。三年間、模索しながらどうにか形になりながらワークショップ型の授業をさせて頂いています。四年目に向かって、これまでの生徒たちからのフィードバックと学校の状況等をふまえ進化させたいと思っています。何はともあれ三年生、卒業おめでとう!