100年後のふるさとが世界で輝くためには?
2014/04/24
【100年後のふるさとが世界で輝くためには?】
「(1)国際バカロレア、(2)地域ビジネス、(3)全国区の部活動(文化・スポーツ)」の3つを柱とする、幼児初等中等教育一貫校を、自治体の責任で設置し官民地域が三位一体で学校経営を行う。が答えだと思っています。
国際バカロレアとは、世界で通用する大学入学資格で、札幌開成中等教育学校が日本で初めて公立の中高一貫校として国際バカロレア認定取得へ動いています。 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)は、2015年4月入学以降のAO入試において、国際バカロレア資格取得者または取得見込み者を対象とした「IB方式」を導入すると発表しました。1990年に日本で初めてAO入試を開始した慶応大SFCの動きには注目しています。
国際バカロレアと現行の授業のちがいですが、例えば、通常の歴史の授業では古代から現代までの通史を習うことが多いですが、国際バカロレアでは各国で起きた「革命」を抜き出し、現代の社会事象が「革命」にあたるのか、「革命」とは何かなどについて考え、討論する授業が展開されます。
課題は現行の学習指導要領との整合性、教員の育成、日本の大学入試への対応などがありますが、文部科学省は平成30年までに200校の認定を目指しています。
これら教育最前線の動きと、周防大島町等の産業衰退自治体を比較検証する事で、100年後のふるさとが世界で輝くためには?への答えが出てきます。教育革新こそが、その答えだと考えています。
株式会社ジブンノオトは、「ふるさとに高い誇りを持ち、ふるさとを基盤に世界と渡り合える地域ビジネスを創出できる人材を、ふるさとで育むこと。」を教育理念とした学校づくりを目指しています。町立大学も必要だと考えています。官民地域が三位一体となった、幼児初等中等教育一貫校で学ばせたいと全国から家族で移住する周防大島にしたいと思っています。
それと同じレベルで必要なのは次の産業と雇用。基幹産業となり得るのは、周防大島町で立証されつつある農林漁業の「6次産業化」、次に第5次産業と呼ばれている知的創造分野の「教育産業」、そして再生可能エネルギー産業。これらを、「冒険型学びのリゾート」としてビジネスモデルを構築し、ディズニーリゾートやキッザニアのクオリティで事業化できれば、半世紀、周防大島で食えると思っています。
「100年後のふるさとが世界で輝くためには?」どんな方法があるのかについて、みなさんと意見交換、情報共有できると嬉しいです。
文部科学省のスーパーグローバルハイスクール指定校
この中で一番関心を持っているのは、北海道札幌開成高等学校 -「さっぽろ発「Think globally, act locally」を実践するグローバル人の育成」です。グローカル高校です。
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