サマーキャリアスクール2016「自己理解QUEST」in ALOHA Suo-Oshimaを開催しました!
2016/07/30
今年で3回目、親子キャリアラボ主催(代表 奥貴美子)のサマーキャリアスクール2016「自己理解QUEST」in ALOHA Suo-Oshimaを開催しました!ベースキャンプはハワイ移民の歴史を誇るアロハオレンジです。サマーキャリアスクールとは、小学生・中学生を対象としたキャリア教育合宿です。今年は「自己理解QUEST」というフィールドワークを核に、チームでMissionをクリアしながら自分らしさに気づく事を目指しました。近未来に訪れる、AI(人工知能)との共生社会では、以下の3つの力が更に重要になると考えています。
(1) 自分を探求し続けられる「自己理解力」
(2) 自分の思いを伝えられる「プレゼンテーション力」
(3) チームで協働し行動できる「チームワーク力」
この3つの能力を育む、大切さに気づくための三日間が熱く、楽しく、感動的に繰り広げられました。
初日は「チームワークづくり」。三年連続で参加している子どもたちもいますが、ほとんどは初めましての関係です。そこで、学びの場のデザイナー樋栄ひかる先生による体を使ったワークショップを行いながら、子どもたちは打ち解けながら、二日目の自己理解QUESTに向けてチームづくりを行いました。小学校低学年の子どもたちも上級生をお手本にしながら、追いつけ追い越せのパフォーマンスにとても驚きました。
二日目は「自己理解QUEST」。3グループが島内を走るバスと徒歩でチームで島Missionをクリアする大冒険に出発です!
子どもたちにとっては未開の地「周防大島」。バスを乗り降りし、地図を片手に歩きながらを目的地を探しています。国道は車の交通量も多いので、シャドウイング(黒子役)の先生たちと上級生たちが、低学年の子どもたちをしっかりサポートしていました。
Missionのひとつ、荘厳寺を発見した子どもたち。副住職の松嶋智明さんの仏様の心を学ぶお話しをお聞かせいただきました。「お寺と神社はどうちがうの??」という事もしっかり教えていただきました。
さて次は、瀬戸内ジャムズガーデンMission!松嶋匡史社長から、島でのジャムづくりの魅力、そして起業についてたっぷり学びました。子どもたちが大人になる頃にはきっと、AIやロボットが今ある仕事を代替していたり、代替してくれるからこそ新しい仕事が生まれたり、起業家たちが新しい仕事をつくり出すのだと思います。起業家マインドが人生を豊かに、そして家族を幸せにする力として重要になると信じています。
瀬戸内ジャムズガーデンのBoutiqueに素敵に陳列されている、たくさんのジャムを試食して、自分が一番欲しいジャムを購入するMissionです。きっと、ジャム選びから自分らしさを発見できたはず!
前半Missionを早々にクリアした男子チームは、浜に出て野球を始めていました。海から流れ着いたボールと、落ちていた流木をバットにする。30年前も同じような事をしていたなあと懐かしく、そして羨ましく側から眺めていました。遊びの天才である子どもたちはビジネスクリエイターの素質が元々備わっているのです。
後半Missionが始まっています。女子チームが、お花アトリエRavi(妻のブランド)を発見し「かわいい、かわいい」とときめいていました。Raviのプリザーブドフラワーをお母さんの誕生日プレゼントにしたい!という事になり、お買い上げいただきました。ありがとうございます!
全Missionをクリアしたグループから、SUPで海あそび!ハワイ発祥のパドルスポーツをアロハ周防大島で楽しむ子どもたち。チャレンジすれば漕げるようになるという成功体験を得る事ができたと思います。インストラクターのムッキー先生、今年もありがとうございます!
二日目の夜は、毎年恒例のスマートBBQパーティー!上級インストラクターの豊饒先生と、ギャング丼開発者でアロハオレンジの野口代表の肉厚BBQを食べて、子どもたちはお腹も心も大満足でした。
最終日は、子どもたち一人ひとりが将来の自分をワークシートに描き、そして一人づつ、みんなの前で堂々とプレゼンテーション!そして最後に、クッキー先生(奥貴美子)から自分らしさが書き綴られた修了証が手渡されました。自己理解QUESTは感動的なフィナーレとなりました!
そして最後に、保護者の方もご一緒に記念撮影!また来年もみんなに再会し成長した姿を見たい、そして新たな成長のきっかけをつくらせて頂きたいと思います。これからは来年に向け、これまでの3年間をふりかえりながら更に進化した合宿プログラムを開発しますので、ご期待ください。
教育の未来を島からつくる。