【Day2】Startup Kids Camp 〜小中学生の起業合宿2017 in ALOHA Suo-Oshima〜
株式会社セトハワ「瀬戸内のハワイ名物“マラサダドーナッツ”」プレゼンテーションスライド

【Day3】Startup Kids Camp 〜小中学生の起業合宿2017 in ALOHA Suo-Oshima〜

あっという間の最終日です。スペシャルメンターのみなさんの心を動かす起業プランになるように、仲間たちと力を合わせ、脳をフル回転させました!

【06:30〜】ラジオ体操
寝坊する子どもは一人もおらず、多くの子どもたちが6時前から起きていました。体操リーダーそうじくんの元気な踊りと笑顔で一日が始まりました。

【07:00〜】朝食
朝食のエネルギーで起業プランニングを加速させます。メンバー全員で、大きな声で「いただきます!」の合掌が気持ち良いです。

【08:30〜】起業プランニング
10:30の中間プレゼンテーションまで残り2時間。スペシャルメンターのみなさんから質の高いアドバイスをいただくためにも、しっかりとプランニングを行いました。

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【11:00〜】中間プレゼンテーション
スペシャルメンターのみなさんの前でドキドキ緊張しながら、堂々とプレゼンテーションしました。たくさんの質問と、改善点のアドバイスをいただき、最終プレゼンテーションまでに内容を更に磨くことができます!

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中間プレゼンテーションIMG_6397

【12:00〜】昼食
周防大島のリーディングカンパニーちどりグループさんのお弁当を美味しくいただきました。

【12:45〜】起業プランニング&プレゼンテーション作成
画用紙とペンというアナログツールと、iPad・MacのプレゼンテーションソフトKeynoteを併用し、プレゼンテーション作成を行いました。中間プレゼンテーションで発見した課題を解決できるプレゼンテーションに仕上がりました。

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【14:00〜】最終プレゼンテーション
さあ!最終プレゼンテーションです!プレゼンテーションの役割分担や練習もしていましたが、真剣な眼差しで子どもたちを見つめるスペシャルメンターのみなさんの雰囲気を感じ、いつもより緊張していました。(プレゼンテーション作成と練習の時間を増やした方が良いという学びになりました。)

そのような緊張の面持ちの中、子どもたちは精一杯の力でプレゼンテーションを行いました。株式会社コドナオレンジは、みかん園で捨てられている摘果みかんを収穫し原材料とした「青みかん風呂のもと」を開発し、温泉施設で体験販売を行うという起業プランです。株式会社セトハワは、少子高齢化が進み、若者の少ない周防大島へ若者たちが来島するための、瀬戸内のハワイ名物「マラサダドーナッツ」を開発し販売するという起業プランです。

スペシャルメンターの方から「どのようにして商品を開発するの?」という質問に対して、「子どもたちでは商品(マラサダ)を開発できないので、島内のケーキ屋やパン屋に開発をお願いしたいと思います。」と答えたりする姿を見ていると、高校生、いえ、大学生並みだなと感心していました。

起業合宿後、子どもたちの意志で島内の温泉施設やパン屋等をヒアリングしながら、商品化へ向けて動いていきます。秋〜冬には、原材料のみかんを子どもたちで収穫し、開発資金の調達も行う予定です!

この2社に共通しているのは、周防大島の問題を解決するためには、どうしたら良いのか?という問題解決を起業プランにしている点です。仕事とは何か?という事を考え、地域や社会を良くする事が仕事になり、稼ぐ事ができるという感覚を小中学生の頃から持てると世界の見え方が変わります。学習、進学、就職の目的をジブン軸で考える事ができるようになるのです。

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セトハワ_ロゴ

【14:30〜】講評・ふりかえり
起業合宿に参加した9名の小中学生たち一人ひとりが、起業合宿での学びを語り、ふりかえりました。スペシャルメンターのみなさんからは、お一人づつ講評をいただきました。感動して潤々する瞬間もありましたし、感心・感動・感謝が「人生の三感」というためになる話もいただきました。

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【15:30】修了
これにて、日本初、小中学生の起業合宿は修了です。最後に、子どもたちから学ばせてもらった大切な言葉を紹介します。それは、「コドモだって仕事したい。」という言葉です。この言葉は、株式会社コドナオレンジのキャッチフレーズで、考えたのは理紗ちゃんです。

働いた経験がほとんどない子どもたちは、仕事って何だろう。楽しいのかな、大変なのかな。お給料はどれくらいもらえるのかなと、仕事にすごく感心を持っています。けれど、高校や大学等を卒業して、働き出す頃になると、仕事は生きていく、暮らしていくための手段や義務のようになる若者の方が多いのではないでしょうか。

「仕事は社会を良くするための冒険」であり、“ジブンの仕事で世界をワクワクさせる!”と意気込み、働く若者を日本に増やしたいのです。2030年以降のAI社会では、誰にでもできる仕事は、人間の仕事ではなくなると考えています。人間の仕事とは、ジブンにしかできない仕事なのです。

ジブンの仕事をつくるために勉強をしています。ジブンだからこそできる、この地域だからこそできる、この国だからこそできる。という仕事こそが“人間”の仕事になると思っています。

地域をベースにAI社会で活躍するための教育の普及を、これから加速させます!ご共感いただけるみなさまと、ムーブメントを起こしたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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